株式会社AT、代表取締役の津田です。
この度は、弊社ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
ここでは弊社のことをよりご理解いただけるように、創業者としてATを立ち上げた経緯や現在の想いを記しました。
ぜひお読みいただき、ご縁がありましたら、よりよい連携をさせて頂ければと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
生活の場を選択できる環境を創りたい
12年前、私が訪問看護ステーションを立ち上げたのは、「医療ケアを必要な方々が日常を過ごす場として、病院や施設だけでなく、ご自宅も選択肢の一つとして選ぶことが出来る環境を創りたい」と考えたことがきっかけでした。
ガン末期の方や重度の障がいをお持ちの方が、日常生活を過ごしたり、最期の時を迎える場として病院や施設を選択する理由の一つに、「何かがあった時、ナースコールを押したら医者や看護師がすぐ来てくれる」という安心感があると思います。
でも、もし住み慣れたご自宅でも同じくらい安心して暮らせる環境を創ることが出来たなら、病院や施設よりも、もっと自分らしく生活することができるのではないか、と思ったんです。なので弊社の訪問看護は、ご利用者様やご家族様が不安であれば、夜でも駆けつけます。
「病気ではなく人と向き合い、医療ケアが必要な方が生活の場を選択できる環境を創る」
それが創業当初から変わることなく、私が大切にしていることです。
ここから始まるATの挑戦
訪問看護事業のアットリハから始まり、現在では、生まれてからお亡くなりになるまでの医療ケアに伴う様々な事業を展開している弊社ですが、今後の弊社の使命として必ずやり遂げたいと考えているのが、看護システムのインフラ整備です。
2030年には看取り難民が47万人と言われている今、目の前の、お看取り場所が不明確な方々に対し、安心して過ごすことが出来る環境を創っていくことは目下の使命だと考えています。
ただ、私たちの使命はそれだけではありません。
私も含め、団塊ジュニア世代が後期高齢者になるピークとされている2060年には、働く人1.2人で1人の高齢者を支えなければならない時代がやってきます。その時に、今現場で働く私たちが、未来を生きる子や孫に負の遺産を残さないよう、自宅でも病院と同じようにお看取りが出来るような看護システムを構築していくこと。
それが、ATの使命であり、ここから始まる新たな挑戦だと思っています。