指定訪問看護アットリハ    

川崎中部エリアマネージャー   

理学療法士           

遠山 祥史     

指定訪問看護アットリハ    

川崎中部エリアマネージャー   

理学療法士           

遠山 祥史     

ご利用者さまの人生の礎になることができるのが、在宅の強み

私の故郷、鹿児島県の与論島には病院が一つしかなく、島民には高齢者が多いことから、昔から在宅医療が浸透していて、自宅でのお看取りが当たり前でした。

そんな環境で育った私は、在宅にはもともと興味があったのですが、経験がなかったのでまずは訪問看護をやってみたいと思い、アットリハに入社しました。

ご自宅は、病院や施設と違って使える物品に制限があり、またご利用者さまご自身が生活しやすい環境を整えていて、その方の素の部分が出やすい場所でもあるので、病院よりリハビリ指導が少し難しそうだな、と当初は感じていましたが、続けていくうちに、その難しさが楽しさに変わってきました。

リハビリに対する考え方は、基本的に病院も訪問看護も同じです。ただ在宅になると、病院や施設よりも「その人の生活を良くしよう」という部分が強くなってきます。

階段が上れるようになる、洗濯物が干せるようになる、近くのスーパーまで買い物に行って帰って来られるようになる。リハビリする際は具体的な目標を決めて、やりがいを持ってもらうようにしています。ご利用者さまやご家族さまときちんとコミュニケーションをとり、生活の中に入っていかなければ、目標達成は難しいですが、その分、目標を達成できた時には自分事のようにうれしくなります。

病院では長くても半年ですが、在宅では長い方だと5年10年と、ご利用者様の人生に携わっていくことができます。ご本人さま、ご家族さま、医療従事者がチームとなって、その人の人生の礎になれることが在宅の強みだと、アットリハに入社して分かりました。

普通ならできなかった経験を積むことができるのがアットリハ

アットリハに入社した翌年、リハビリ主任になりました。

管理職自体やったことがなくて、少しずつ訪問看護がわかってきた段階だったので、自分に務まるか不安でしたが、未来のことを考えて失敗してもいいから挑戦してみようと思い、お話を受けることにしました。

1日5~6件行っていた訪問が2~3件になり、新規の方の対応やトラブル、クレーム対応が増えました。ただ私自身、パソコンを使うなど事務系の業務も好きなので、在宅も知れて、事務系の業務もできて、とても楽しく仕事ができました。

その翌年にはエリア主任、そして入社3年目でエリアマネージャーになりました。

病院では管理職の経験などできないので、社員数が2,000人近い企業での管理職業務や新しいステーションの立ち上げなど、普通ならなかなかできない経験を積ませてもらえてありがたいなと感じています。

これからは、まず担当エリアのステーションの売り上げを伸ばしつつ、スタッフが働きやすい環境を整えていきたいです。そして新規のステーションを立ち上げて、売り上げやスタッフを管理していけるようになりたいと考えています。

育児休暇も心置きなくとれました!

実は、今年の2月にパパになりました。緊急帝王切開で、妻の身体に負担がかかっていたので、妻の睡眠時間を確保するためにも育児休暇をいただきました。ステーションの主任さんたちや上司の方々も「家族を優先してくださいね」と口々に言ってくれたので、心置きなく育児休暇に入れました。

大規模ステーションのアットリハでは、働く人に寄り添った働き方を提案できるので、自分のプライベートを大切にしたい人は自分のペースで働けるし、管理職になりたい人には挑戦させてもらえる環境が整っています。スタッフ数が多いので、お互いにフォローし合って有給も取りたい時にとることができます。

またステーションは誰とでも話しやすい雰囲気で、30年のベテラン看護師など様々な職種の方がたくさんいるので、疾患の相談をしたり、ご家族さまとのコミュニケーションについてアドバイスをもらったり、不安を一人で抱え込まなくてもいいところもアットリハのいいところだと思います。

一家の大黒柱としても、これからも上を目指して頑張っていきたいです。